フリーローンとは?
使い道が自由なフリーローン(事業性資金は除く)は、カードローンと並んで申込み件数が多いです。事業資金や住宅ローン、教育ローンなど使い道が限定されるものと違い、趣味や旅行、結婚資金、月謝の立替払い、家賃支払いなど、どんな生活用途に使ってOKです。パートやアルバイトさんの給料の立替払いにも利用する個人事業主さんもいますし、借り換えに利用される方もいます。
カードローンも使い道が自由なのでフリーローンの一種なのですが、
- カードローン・・・限度額内なら何度でも借入・返済できる
- フリーローン・・・一度借りた後は返済するだけ
という違いがあります。
カードローンは限度額内であれば何度も借りられるのが特徴。ATMからお金を引き出すローンカードは有効期限もありませんし、年会費や手数料などもかかりません。今後、またお金が必要になったときに申込や契約をする手間が省けますので、お金を借りる方法として主流となっているのがカードローンです。
一方、フリーローンは一度借りたら返済しかできないため、意外と使い勝手が悪いです。「カードローンは何度も借りてしまいそうで心配」という方はフリーローンの方が安心かもしれませんが、それ以外に理由が無ければカードローンを選んでおきましょう。
低金利な銀行フリーローンを比較
フリーローンは銀行が用意していることが多いです。金利も消費者金融と比べて低金利なので少ない利息でお金を借りることができます。
融資元 | ローン名 | 金利 | 融資額 |
---|---|---|---|
みずほ銀行 | 多目的ローン | 年5.875%~ | 最大300万円 |
千葉銀行(※1) | 多目的ローン | 年4.3%~ | 最大500万円 |
静岡銀行 | フリーローン | 年4.5%~ | 最大500万円 |
金利は変動金利と固定金利がありますが、借入額が大きいほど金利は低くなります。また、呼び方は銀行によって「フリーローン」や「多目的ローン」など違いますが内容自体は同じです。
※1:ご利用可能エリア 千葉・東京・茨城・埼玉・神奈川(横浜市・川崎市のみ)
今すぐ借りたいときにはカードローンの方がおすすめ
一度借りれば、あとは返済するだけなので安心して利用できるフリーローンなのですが、申込をしてから実際にお金を借りるまでのスピードが遅いというデメリットがあります。銀行でお金を借りる場合はその銀行の口座を開設する必要があったり、審査に時間がかかるのも珍しくないので、融資までに数日~数週間かかることが多いです。
また、銀行のフリーローンは金利が低い代わりに審査が厳しくなる傾向にあり、安定した収入・勤続年数・仕事内容(雇用形態)などによってはどの銀行に申し込みをしても審査に通らないということもあります。
一方、カードローンの場合最短即日融資も可能ですから、急いでお金を借りたい場合はカードローンの方がおすすめです。5万円や10万円など少額借入ならすぐに完済するのも難しくありませんし、利息もそこまで多くなることはないかと思います。
プロミス | おすすめ度:★★★★★ 5 |
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最短1時間で融資も可能!スピードキャッシングの定番 | |
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実質年率 | 年4.5%~年17.8% |
限度額 | 最高500万円 |
融資スピード | 最短1時間(※2) |
在籍確認 | 電話 |
今すぐお金を借りたい場合に一番おすすめなのがプロミス。最高金利17.8%なので他の消費者金融カードローンと比べて利息も少なく審査も最短30分、融資も最短1時間(※1)と素早い対応をしてもらえます。月々の返済も2,000円~なので返済プランも立てやすくなっています。
※1:メールアドレスの登録とWeb明細利用の登録が必要です。
※2:審査の状況によっては、ご希望にそえない場合もあります。
しかし、便利なプロミスですが自分に収入のない主婦の方は申し込みができません。プロミスを含む消費者金融カードローンは法律上「安定した収入のある方」しか申込むことができないため、パートやアルバイトをしていない主婦は銀行カードローンへの申し込みになります。銀行カードローンなら配偶者に安定した収入があれば主婦の方でも問題なく申込可能です。
フリーローンで借り換え
カードローンも含むフリーローンを借り換えに利用すれば信販系会社・クレジット会社・カードローンなどから借りているお金を一本化できるので、返済日が分かりやすく、さらに低金利なところを利用すれば利息も減らせるメリットがあります。フリーローンは「労金」と「銀行」が用意しています。
ろうきんフリーローンでは借り換えできないこともある
労金にあるフリーローンは使用用途自由ですが借り換え目的での利用を禁止している場合もあります。
例えば、中央ろうきんや東海ろうきんのフリーローンの内容を確認すると
と商品概要に借り換えに利用できないことが記載されています。
もちろん全てのろうきんフリーローンが借り換えに利用できないわけでありませんが、銀行のフリーローンでも低金利な借り換えができるので特に理由がなければ銀行のおまとめローンを利用するのがいいでしょう。ろうきんは組合に加入しないといけない場合もありますからね。
借り換えできるろうきんフリーローンとできないろうきんフリーローンのまとめ
ろうきん | 借り換え | 限度額 |
---|---|---|
中央ろうきん | × | 最高500万円 |
東海ろうきん | × | 最高500万円 |
近畿ろうきん | × | 最高500万円 |
九州ろうきん | ○ | 最高500万円 |
東北ろうきん | × | 最高500万円 |
中国ろうきん | ○ | 最高200万円 |
北海道ろうきん | ○ | 最高1,000万円 |
借り換えにおすすめの銀行カードローン
銀行カードローンは借り換えに利用することができ、金利も低金利なので借り換えに向いています。借り換えすると必然的に借入額も大きくなるので借入限度額が高いものを選ぶのがポイント。
みずほ銀行カードローンなら最大限度額800万円なので借り換えにも使いやすくなっています。
みずほ銀行カードローン | おすすめ度:★★★★☆ 4 |
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圧倒的な低金利が魅力! | |
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実質年率 | 年2.0%~年14.0% |
限度額 | 最高800万円 |
融資スピード | – |
必要書類 | 運転免許等 収入証明証 |
※1:引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。